西日本一周5日目【奥四万十から伊予灘へ】
2016年3月5日(土)
ベッドで寝れる幸せを味わった一晩でした。
(前日何があったかは4日目の記事を御覧ください。)
この日も早起き。
5時半起床。
高知駅で坂本龍馬の銅像を撮って列車に乗ります。
夜明け前の高知駅。
高知から窪川行きに乗ります。
4713D 6:14 普通 窪川行き 高知発車
途中須崎駅で長時間停車とのことなので、駅前を探索
この絵は…やなせたかしさんかな?
高知鉄道発祥の地だそうで D51 603の動輪が展示されていました。
デカい。
列車は再び窪川を目指して走り出しました。
車窓が海になりました。
ワイハーみたいな景色ですね。
海が見えたと思ったらこんどは山の中を走ります。
8:49 窪川着
窪川は現在 高知県高岡郡四万十町でして、駅前に四万十町役場があります。
四万十町役場では1階に観光パンフレットがたくさんおいてあるので四万十町に来た際はここで情報収集するといいですね。
かなり綺麗な役場ですよ
1時間少々乗り継ぎ時間があるので、比較的駅から近くにある
四国37番「岩本寺」へ行きました。
お遍路の方々が多いです。
本堂内部の天井にたくさんの絵があり、特色あるお寺だと思います。
このあとは四万十川を見に行きました。
川です。
もう少し下流に行くと四万十川らしい風景が見れるそうです。
窪川駅に戻ってきました。
窪川からは新幹線に乗ります。
どうでしょうこの鼻
新幹線以外の何物でもありませんね!!!!!
そしてこの運賃表ですよ
新幹線ですねー
JR四国さんも「なんだこの列車は!?」
って言っているくらいなんだかよくわかっていないそうですが
コレはまさしく新幹線です。
窪川をでると早速川を渡ります。
これが四万十川です。
また四万十川です。
再び四万十川です。
半家駅です。
ちなみにボクはまだふさふさです。
半家という駅名は諸説あるみたいですが、源氏との戦いに敗れ追われた「平家」の家臣がここに住み着き、平家の「平」を「半」にして源氏から逃れようとしたため。
みたいなことを聞いたことがあります。
歴史ある地名でも読み方はハゲです。残念
四万十川といえば沈下橋が有名ですが、車窓から確認することはできませんでした…残念
途中江川崎駅で列車がすれ違いました。
方やヱヴァンゲリヲン
方や新幹線です。
どうでしょうJR予土線
乗りたくなりませんか??
江川崎駅でしばらく停車する新幹線です。
なんとこの新幹線、トイレがついていないのです。
なのでところどころのトイレがある駅で停まってトイレ休憩をとってくれるのです。
素晴らしい!さすが新幹線です
途中吉野生駅にて。
トイレに長時間行けないのは乗客だけでなく運転手さんも同じ。
運転手さんもトイレ休憩の時間でトイレに行った模様
車外にいた運転手さんに「この新幹線(笑)運転しづらくないですか?」
と聞いたところ
「運転しにくい!!!」
とのこと。
団子鼻とそれを上から支える支柱が視界にはいって運転時気になるそうです。
それとこの新幹線「鉄道ホビートレイン」の豆知識を教えてくれました。
なんとこの車両
前照灯と尾灯の切り替えがこんな感じ
前照灯にアクリル板を差し込んで尾灯にしているのでした。
運転士さんいわく「ゼニがないから」だそうですが
立派な工夫ですね!
ちゃんと手動でなおす運転士さん
吉野生駅での一コマでした。
12:17 列車は予定通り宇和島到着
土佐くろしお鉄道区間の若井ー窪川分210円を精算して宇和島城へ行くことにしました。
宇和島城の登り口です。
ここからの階段が急です。
ひたすら登る(そういえば前日も階段をひたすらのぼりましたなぁ)
宇和島城からの眺めです。
ここも現存12天守の一つですが、12天守の中で唯一の海城です。
遠くに宇和海が見えます。
これが天守
小さめですがすでに桜が咲いていました。
宇和島城をあとにし、お昼ごはんを食べに行きます。
宇和島名物といえば「鯛めし」
普通鯛めしとると混ぜご飯を想像しますが、宇和島の鯛めしは卵かけご飯スタイルです。
ほづみ亭にて頂きました。
ランチの時間に行くとお得です。
宇和島といえば闘牛も有名ですね。
この日はやってい無かったのですが、宇和島駅の観光案内所では闘牛の日程を教えてくれます。
あっという間に発車時間
松山行き各駅停車に乗り途中下灘駅を目指します。
14:09 4924D 普通 松山行き 宇和島発車
この日の宇和島は気温22℃
今年初の半袖でした
16:21 下灘着
下灘駅は今回利用した青春18切符のポスターにも登場する有名な駅です。
特別駅に何かあるわけではないのですが、その風景を目当てに全国から人が集まるそうです。
以下「下灘駅」ギャラリーをどうぞ
JR四国さんがポスター向けの写真を撮る際、陸側に向けて駅名標を付け替えたそうですが、その後元に戻してしまいました。
実際に下灘駅を訪れた方々から「同じ写真を撮りたい」と要望があったため
JR四国さんの粋な計らいで陸側にも駅名票がつけられたそうです。
よく見るとナンバリングシールが無かったり、表裏で違うところはありますが、この看板によって集客率があがったそうですよ。
下に国道ができる前は線路の直ぐ側に海岸線があったらしいです。
松山方面から普通列車がやって来ました。
ホーロー製のこの看板。
一度盗まれてしまったそうです。
地元の方々がお金を出し合って5万7千円で再び設置したそう。
盗むのは良くないですよ
ラブラブベンチです。
そういえば坪尻駅にもありました。
駅舎に昔の下灘駅の写真がありました。
多くの人で賑わっている様子や有人駅だったこと、特急が来ていたことがわかります。
カーブの先から伊予灘ものがたりがやって来ました。
下灘駅は混雑のピークに
駅名票の裏のこの木製電柱ですが、近いうちにコンクリート製に交換されてしまうそうです。
いい味出てました。
ありがとう電柱。
下灘駅は駅にあるものすべてがいい雰囲気をだしています。
ぜひ綺麗にそのままの形で利用したいですね。
日が落ちてきました。そろそろ下灘駅が最も輝く伊予灘タイムです。
道路から見た下灘駅
左側に駐車場があります。
遠くに見えるのが海。
ドアというフレーム越しの下灘駅
電柱もちゃっかり
日が落ちる頃
ジャストな位置におふたりが。
ありがとうございます。
今日は水平線ではなく雲の中に太陽が沈んでいきました。
夏の晴れた日に行きたいです。
暗くなってきた頃、お迎えの列車がやって来ました。
17:49 4926D 普通 松山行き 下灘発車
18:30 松山駅到着
ホテルに荷物を置いたあと、道後温泉に行きました。
道後温泉は入浴コースが何種類かあってボクは神の湯2階席に
840円でした。
浴室には石鹸類がないのと、ドライヤーは10円なので小銭を持って脱衣所に行きましょう。
石鹸類は入り口で売ってます。
いい匂いの石鹸でした。
温泉内は当然他のお客さんがいるので撮影できません
神の湯2階はこんな感じ。
ここに大きな荷物を置いて、浴衣を持って脱衣所に向かいます。
2階席からの眺め
みなさんはホテルから浴衣で道後温泉にきているそうで
カラフルな浴衣の方がたくさん…
ホテルに戻りコンビニ飯でお腹を満たし寝ました。
ここ5日間毎日6時前に起きてたので辛かった
やっぱり温泉いいですね。
道後温泉は無色無臭ですが、自分は硫黄の匂いプンプンな温泉に行きたいです。
次回「西日本一周6日目【松山観光とフェリーふたたび】
です。
お楽しみに。
須崎駅にて
チップとデールなのか!?