旅はボックスシート。

しぜんの ちからって すげー!

【西日本1周10日目】長崎観光とカメラ

2016/3/16(木)

長崎市の天気:くもり



この日は前日に引き続き、長崎市内を観光

朝8時にホテルを出発し、まずは世界遺産にも認定されている「大浦天主堂」へ向かう。

ホテルの近くにある電停に向かうと、向こう側から古い型の長崎市電がやってくるのが見えた。


ここは望遠レンズで圧縮効果を持たせて1枚



カメラバッグからカメラを取り出す。


次の瞬間…カメラ本体とレンズが分裂してレンズが落下ぁ!!



あああああああああ~~~~~~(涙)



1キロ近くあるレンズは、いとも簡単に長崎市電の軌道(石畳)へと落ちていった。


もちろんレンズは無事ではなく、マウント部分が破損

さらに鏡筒が衝撃で曲がったようで、ズームすると途中で止まってしまう。


この旅行のメインで活躍していたレンズが一瞬にして戦力外になった。


非常につらい

これも出発して僅か5分 朝8時の出来事である。




手前の信号で市電は止まっていたので、レンズを回収


泣く泣くケースに入れてバッグにしまったのであった。



予定では残りの行程は2週間


正直主役級レンズが破損したのは大きい。




朝から萎え萎えしていると大浦天主堂についた。



カメラ本体が無事だったので別のレンズを装着してこの日はなんとかすることに決定


国宝 大浦天主堂

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見た目はコンクリ…ですが内部はかなりすごいそうですね
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カメラの一件があったので内部まで見学はしませんでした


ああ悲しい



この後はすぐ隣りにあるグラバー園

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グラバー園はイギリス人グラバーさんの邸宅


グラバーさんは開国した日本に来た商人の一人で、長崎港の建設や炭鉱の経営にも関わったそう


邸宅の規模、西洋建築などから
当時のスーパーお金持ちの生活を想像することができる

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100年以上前にこんな生活ができていたとは…

日本じゃないみたい


グラバー園からの眺め

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長崎港には豪華客船「Quantum of seas」


が停泊中



地中海クルーズで有名なロイヤルカリビアンインターナショナルの船で内部には「よみうりランド」を凌ぐプールがあるらしい



ということで、急遽見たことのない船を見に行くことに


なんだ マンションか

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近くで見過ぎるとなにがなんだかわからない!


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遠くから一枚。


流石に2月の長崎でプールに入ってる人はいなかったわぁ

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長崎港のあとはオランダ坂

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(奥にいるのはナッシー??)

このオランダ坂…私が今まで訪れた観光スポットワーストに入りそうwww


歴史ある坂なのだろうけど


イマイチよくわからない場所にあり、かつ女子大の通学路になっている


しかもどこまでが坂なのかがわからない


この日は、たまたまこの奥にある活水女子大学の卒業式だったようで、地元テレビ局が取材をしていた。


卒業生の方々がワイワイガヤガヤするなか、首からカメラをぶら下げて、坂の写真を撮っているのはあまりよろしくないんじゃないかなと思い…




撤収。



この後はすぐ近くにある
長崎新地中華街」へ



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横浜の中華街のような雰囲気だけど距離が短い印象



いや長崎まで来て中華食うの!?

と思い、昼飯は長崎駅で牛タンを…

(まだ中華のほうが良かった?)

どうでしょうこの中華街


中華街と言えど長崎ちゃんぽんの店とか

蕎麦屋とか、定食屋とか…

ワールドワイドな感じがする。


そして極めつけの「喫茶 どん底」…


すごい気になる…
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長崎駅で牛タンを食ったあとは

市電に乗ってで長崎平和公園



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もともとここは刑務所だったらしく、足元には刑務所時代のレンガの基礎が一部残っている

原爆の式典もこの広場で行われる

この日も多くの観光客が来ていた。

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公園のすぐ横の崖には、防空壕が残っている。


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一通り長崎を回った…


ところでなにか忘れているような


出島があったwww


ということでまたまた市電に乗り、出島電停へ。


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教科書で習った出島の形は長崎の地図には見当たらない




というのも出島ははるか昔に陸地の埋め立てによって島じゃ無くなっていたwwww


いまは出島だったところが博物館になっている

出島の中を歩く


いろいろ工事中だった
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ところどころ内部が公開されていて当時の生活がわかるようになっている。


ここはオランダ商人の部屋

オランダから来た船の船長がオランダに帰るまでの間滞在する部屋だそう。


畳にベッドである。
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そしてそして展示物


言わずと知れた解体新書である。
(ちなみに複製)

西洋医学もここ長崎が発祥なのかもしれない

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東インド会社のマークが入ったお皿
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伊万里焼だか唐津焼かは忘れてしまったが日本で作られた皿らしい


これだけ親密な貿易があったことがわかる



この時代の主な輸出品は絹、銀だったそうで
輸入品は砂糖


だったそう


輸出した銀、絹はほとんどがオランダに帰るまでにインド・インドネシア周辺で売られ、日本のものがヨーロッパで流通することは稀だったそう。



オランダ人賢いなと思った。


しかし砂糖を輸入していたとは…




これにて長崎探索は終了


ホテルに戻る前に1日お世話になった長崎市電を撮った



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路面電車が走る街もいいなぁ


と思った。







10日目はこれにて終了。


いよいよ旅も折り返し地点に



次回【西日本1周11日目】弥生時代

へ続く


お楽しみに