【西日本1周14日目】広島から島根へ 三江線に乗る旅
2016/3/14(月)
広島 曇り のち 雨 13℃
松江 曇り のち 雨 12℃
7:53 広島駅発の芸備線 三次行き 1852Dに乗車
通勤通学の列車であり、車内は思った以上の混雑だった。
なかなか見ることのできない気動車5両
駅名標が路線ごとに色分けされていて面白い
途中の下深川で大半の乗客が降りた。
下深川で5両のうち3両を切り離し、三次までは2両で向かう。
芸備線は100年以上前の開業ということもあり、石造りのしっかりしたトンネルが多く残っている印象を受けた。
近年駅がリニューアルされたばかりらしく、駅舎はきれいでセブンイレブンも入っている。
このあと乗る三江線の列車は4分後の接続。
座席を確保するために急いで三江線ホームへ向かう。
9:57 三次発 三江線 石見川本行き 424D
1両の割にかなりの乗車率
立ち席が出るほどであった。
この日は三次の公民館での三江線に乗るイベントがあるそうだ。
この三江線来年(2018年)のダイヤ改正で廃止されることが確定した。
2016年は廃止をなんとか撤回させようと様々なイベントが行われていたのだった。
三江線は三次と江津を結ぶ路線。
車窓の殆どが川という珍しい路線だ
川沿いかつ崖沿いということもあり、三江線の最高時速は80キロ。
実際は30キロ程度しか出さないことが多く、ゆっくりと景色を楽しむことができる。
ホームだけの無人駅が多く、住民の利用は皆無に近かった。
伊賀和志ー宇都井駅間のトンネル
昭和50年台の開業路線なので、設備は比較的新しいように感じる。
トンネルを抜けてまたトンネル
このトンネルもあと1年で役目を終える。
水量が豊富でゆったりした流れが特徴だ
12:09 石見川本着
13:43の接続まで1時間半ほど時間がある。
駅を出るとすぐに地元の方が話しかけてきてくれた。
川本町の観光協会の方で、三江線を残すための署名活動を行っているという。
お話を聞き、昼飯を食べれるようなお店を聞くと「福村食堂」を案内してくれた。
安くてボリュームがあるらしい
お昼時は役場の職員、地元の人で混んでいた。
駅に戻る途中、江の川を撮影
駅に戻り、駅舎周辺を歩いてみる。
もう二度と見れない景色かもしれないと思うと切ないな~
江津からの普通列車と交換し、石見川本発車
13:43 三江線 普通 江津行き 426D
石見川本を出てからも江の川を一緒に進む。
石見川本から石見川越までは、留学生の方たちと一緒だった。
インドネシアなど東南アジアからの留学生で、日本の農業などを学んでいるそうだ。
この日は田舎体験ということで、ローカル線に乗っているらしい。
車内では、最近、埼京線の中古車両がジャカルタでも走り出したという話題で盛り上がった。
淡々と列車は進み、いつの間にか川幅が大きく膨らんでいた。
煙突と鉄橋が見えると、三江線の終点「江津」はもうすぐだ
14:49 江津着
運転士さんにお礼を言って列車を降りる。
車両も運転士さんも三次から通しで来た。途中石見川本で長時間停車があったのは、運転士さんのお昼休憩だったのか!
接続する山陰本線は3分後の発車
途中の黒松駅で列車交換
15:14 温泉津(ゆのつ)着
温泉津で途中下車し、「温泉津温泉(ゆのつ温泉)」へ向かう
温泉津駅はJAしまねに業務委託を行っている駅であったが、途中下車印を探してもらったところ発見!
18切符にありがたく押してもらった
温泉津温泉は駅から徒歩20分ほど
いい雰囲気の商店街を抜けて、温泉津温泉薬師湯 へ向かう。
別府、道後、草津と色々温泉街に行ったが、ここ温泉津温泉はダントツ1位!!
この狭い道、雰囲気…最高すぎる
ここが筆者オススメの温泉津温泉薬師湯
日本温泉協会認定のオール5温泉
源泉かけ流し、泉質そのまま(消毒なし)、加温加水循環なし!湯量豊富!
湯温もちょうどいい!
島根県に行ったら是非訪れてほしい。
温泉に入っている間に夕立がきた
ちょうど上がった頃に止んだ ラッキー
17:30 温泉津駅に戻る
17:44
地元の学生と一緒に列車に乗り込む
ちなみに名探偵コナンの車両でした!!やったぁ
18:49 出雲市着
この日は出雲市で終了!
予約していた駅前のホテルに向かいました。
人生初島根県を満喫した1日でした。
次回に続く。
コナン「ラァああああん!」